職人紹介
どんなに設計したプランが素晴らしくても、それを形にできる職人がいなければ絵に描いた餅です。ですから、良いリフォーム会社には、必ず良い職人がいるのです。
サカベにとって一番の宝は、そんな職人の皆さんです。例えば大工の棟梁、西山さん。西山さんほど出来る人は本当にいません。経験の浅い大工を、築何十年の古い家の屋根裏に連れて行くと「ちょっとここまでだと…」と引き下がってしまいます。ですが、西山さんの場合は全く逆。「いやいやいや久々ですね~」と腕がなってにやけてしまいます。一戸建てを建てるほどの腕と経験、そして自信があるからこその反応なのです。
大工 西山さん(ウェステンハウス)
【略歴】
- 大工一筋、業歴32年以上
- 建具屋の父の姿を見て「自分は家一軒を建てたい」と想うようになる
- 名古屋のオアシス栄で開催される「職人展」で、カンナ削りをステージで披露するほどの腕前※
- 現在も現場の第一線で活躍しながら、後進の育成にも力を注いでいる
※最近ではプレカット工法の影響で、若い大工の中にはカンナ削りができない人もいます。プレカット工法とは、工場の機械で寸法通りに予め資材をカットしておくことで、現場ではプラモデルを組み立てるような形で家を建てることができる工法です。
【こだわり】
お客さんの「こうしたい!」「ああしたい!」という理想のイメージは十人十色なんですね。ですから、お客さんが頭の中で描いているそのゴールに、極力近づけてあげたいなぁと。私たちはあくまでお客さんが住む家を作らさせて頂いているので、やっぱりお客さんの要望を極限まできけるようにもっていけたら、と思ってやっています。
大工の世界では「穴掘り3年、ノコギリ5年、墨付け8年、研ぎ一生」と良く言われます。どれだけ現場を踏んだとしても、より一層お客様の要望に応えられるよう、技術は一生磨き続ける覚悟で仕事をしています。
【仕事のやりがい】
お客さんから最後に喜んで頂ける、やっぱりこれにつきます!
それから、自分の経験に基づいて提案をさせて頂いた時に、「じゃあプロが言うなら(そうしよう)」と信頼して任せて頂けるのも嬉しいですし、お客さんを大事に大事にしていくと、お知り合いを紹介して下さったりするのも嬉しいですね。
塗装 木屋さん(木屋美創)
【略歴】
- 11月16日(いい色の日)生まれ。生まれながらにして塗装屋(笑)
- 業歴20年以上
- 小さい頃から塗り絵が好きだった
- はじめは床塗り屋(フローリングのコーティング)だったが、あるペンキ屋さんとの出会いがきっかけで塗装屋の道へ
【こだわり】
若い従業員をいっぱい抱えている大手なんかだと、上塗り1回※で手抜き作業をする人がいたりとか、乗ってる車も汚かったりとか、仕事に対する心構えがそもそも違います。 僕の場合は「クレームを出したら次がない」ぐらいのつもりでやっているので、1回塗りで終わるなんてことはもちろん無いし、自分の車も仕事ぶりを表す看板ぐらいに思っているので、綺麗にしています。
それからこれは細かいことですが、壁と屋根の境目の「見切り」の部分をビシッと線が出るようにしています。マスキングテープをとると、その境目がグニュグニュグニュってなるのですが、そこをビシッとすると綺麗に見えるんです。あと、土間を洗わない業者もけっこういますが、水洗いをするとやっぱり綺麗になってお客さんも喜んでくれるので、僕はやるようにしています。細かいところなんですけど、そういうところにこそ仕事への取り組み方が現れると思うんですよね。
※上塗り1回とは、耐久性や塗り残し、色ムラの面から、塗装する際は下塗り・中塗り・上塗りの3回に分けて塗るのが鉄則だが、業者によっては1工程省いて手を抜くことがある。
【仕事のやりがい】
お客さんに喜んでもらったり、お客さんと仲良くなったりすることですかね。
昔こんなこともありました。自分のミスで網戸に一滴塗料を垂らしてしまったので、網戸を張り替えていたんですが、 そしたらお客さんが「そんなことまでやってくれるの!!」 と喜んでくれて、「そんなのもできるんだね」と感心して下さったんです。
クロス 橋本さん(有限会社泰斗サービス)
【こだわり】
お客さんは「住まいがいったいどんな風に綺麗になるのか」リフォームの仕上がりにワクワクしているんですよね。そしてリフォーム後はここで長年住むんです。
だから、そんなお客さんの気持ちになって、丁寧に綺麗な仕事をやる。そういう気持ちでやっています。
【仕事のやりがい】
やっぱりですね、お客さんに喜んでいただけることが一番嬉しいですね。
だいぶ昔の話ですが、たくさん子分を従えている有名な方のお家をやったことがありました。その方も子分の方もみんなリビングで私の仕事を見ているんです。もうそれはそれは緊張しました。でも最終的には無事、綺麗に仕上げることができ、その方からも「ありがとう」と言われた時は、やりきった感がいつも以上にありましたね。
電気工事 安江さん(テクノワークス株式会社)
【こだわり】
何より「センスのある仕事」、そして「綺麗で丁寧な仕事」を心がけています。どんな仕事にも向き・不向きがあると思うんですけど、センスがない人だと細かいとこまで気がつけないし、仕上げ方も悪いんです。
クーラーのテープの巻き具合や配管の回し方、ロスがあったり、穴を塞ぐパテが雑だったり、コンセントが斜めに向いていたり・・・。細かいところかもしれませんが、人目のつくところだし、気になる人は気になると思うので。自分がお客さんだったら「イヤだな」と思うことは絶対にしないようにしています。だから、今までクレームになったことも無いですし、自分の仕事にも自信を持っています。
【仕事のやりがい】
この仕事自体が好きなんですよね。趣味に近い感じで、今まで「仕事が大変」と思ったことも無いです。 僕の場合、どちらかというと、黙々と作品を作るような感じで仕事をするので、そんなにお客さんと会話をしたりということは少ないんです。
でも、細かいところまで丁寧に仕上げるので、「綺麗にやってくれてありがとう」とか、「あなたの腕をかってるからね」みたいな言葉をかけてくださる方も多くて、そういう時が一番嬉しいですね。
サッシ 林さん(株式会社沖浦)
【こだわり】
「普通の仕事を普通にやる」ことですね。派手さはないですが、その分着実にしっかりと。
先代の社長には「20代は体を使え、30代は人を使え、40代は頭を使え」と言われましたが、50代になった今、体も頭も人も使って、一つ一つの仕事を丁寧に正確にやっていっています。
【仕事のやりがい】
やっぱりお客さんから「ありがとう」「良くなりました」「綺麗になりました」と言って頂けるのが一番嬉しいです。
お掃除 小川さん(クリーンハウス小川)
【こだわり】
お客さん自身では手の届かないようなところ、見えないようなところ、普段はなかなかできないようなところこそ、しっかり綺麗にできるように意識しています。
また、お客さんがどこを綺麗にして欲しいのか?、そうしたご要望をしっかりお聞きした上で、その箇所を重点的に掃除していきます。 業者さんによっては「これもやりましょうか」「あそこもやった方が良いですね」と、何でもかんでもやりましょうと提案する所もあるようですが、そうするとお客さん側の負担が増えてしまうので、私はご要望がない限りあまりそういったご提案はしないようにしています。
【仕事のやりがい】
いつもは「サカベさんのところの掃除屋です」と名乗っているのですが、仕事ぶりを気に入っていただき、「名前を教えてください」「次もあなたがやってくださいね」とご指名いただけると嬉しいですね。
床・営繕 伊藤(サカベ)